~SDGsについて学ぼう~目標4「質の高い教育をみんなに」
こんにちは,ワセカープです!!
今回はSDGsコーナー第四弾です😊
今回は、目標4「質の高い教育をみんなに」についてまとめていこうと思います!
・全世界の現状
全世界、すべての子どもに初等教育を普及するという目標の達成に向けて、2000年以降、大きな進捗が見られています。
開発途上地域の就学率は2015年に91%に達し、全世界で学校に通えていない子どもの数はほぼ半減しました。
識字率も劇的に改善し、学校に通う女児の数は以前よりもはるかに多くなりました。
いずれも特筆すべき成果といえます。
しかしながら、開発途上地域では高い貧困率や武力紛争、その他の緊急事態といった大きな課題に直面しています。
西アジアと北アフリカでは、武力紛争の長期化によって、学校に通えない子どもの割合が増えています。
これは懸念すべき事態です。
サハラ以南アフリカの初等教育就学率は、1990年の52%から2012年には78%へと上昇し、開発途上地域の中で最大の進捗を遂げていますが、それでもなお大きな格差が残っています。
最貧層世帯の子どもは、最富裕層世帯の子どもよりも学校に通っていない率が4倍高くなっています。
都市部と農村部の間にも、依然として大きな格差が残っています。
(出典:目標4:質の高い教育をみんなに | 国連開発計画(UNDP))
・目標
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進することを目標に以下の具体的なターゲットを定めています
➀ 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
② 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
③ 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
④ 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
⑤ 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
⑥ 2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。
⑦ 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
ⓐ 子供、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、全ての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。
ⓑ 2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、並びにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。
© 2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員研修のための国際協力などを通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させる。
(出典:SDGs(持続可能な開発目標)17の目標&169ターゲット個別解説)
https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/17goals/
・日本とアフリカ諸国の現状
(引用元:https://sdgindex.org/reports/sustainable-development-report-2019/)
この表では緑が達成で、赤に行くほど未達成を意味します。
表からも明らかなように、日本は目標4の基準を満たしていることがわかります。
では、特に教育の問題が深刻なアフリカ諸国はどうでしょうか?
今回は西アフリカのデータに注目していきたいと思います。
(引用元:同上)
※灰色は計測結果不明を示しています。
表からも明らかなように、真っ赤に染まっています。
上の先進国が集まっているデータと比べても歴然です。
日本で生活していると身近に感じづらく、考えることもないような内容ですが、世界的な教育水準の問題はこれだけ深刻なんです。
・取り組み、まとめ
上記のデータから、世界の現状がどれだけ深刻であるかを実感していただけたと思います。
では、教育水準、教育の質に関しては世界的なリーダーに立っている日本、そして、私たち日本国民にはどのようなことができるのでしょうか?
➀水・衛生環境の改善
人々が健康な生活を送るうえで不可欠な清潔な飲み水、適切なトイレ、手洗いなどの衛生習慣に向けて支援が行われています。
村や町に井戸や雨水貯水システムなどの給水設備の設置や現地の資材を用いて持続的に利用できるトイレの設置、また衛生習慣を改善するための指導など幅広い支援活動が展開されています。
こうした支援の結果、水汲みの時間を学校へ通う時間に充てられるようになった子どもたちが多くいます。
②教師の育成
ほとんどの開発途上国では、有資格の教員が不足しています。
これらの国々へは日本から教師がボランティアで行っている地域があります。しかし、すべての学校に質の高い教員を適切に配置するためには、国家政策が必要で、その他にも地元の言葉を話せることも特に農村部では重要になってきます。
また、教師の育成に力を入れている支援団体もあり、教師が行う授業の質を高めるために研修や実践授業などが行われています。
③給食の配布
途上国では貧困な家庭事情から子どもたちが働かなければならない状況があるとお伝えしましたが、世界の子ども10人に1人が児童労働をしています。
親は無料の給食がでるという理由から子どもを学校に行かせる場合も少なくありません。
給食の配布は子どもの栄養バランスをサポートするだけでなく、教育を受けさせるためにも役立つのです。
(出典:ILO世界推計発表,2017)
④教育の必要性を伝える
初等・中等教育を受けられなかったために、何億人もが成人後に機会を逃したり、また親になった時に自分の子どもを教育できていない現状があります。
読み書きができないと、村を出たくても出られず、ずっと自分の村で生きていかなければなりません。仮に村を出ても、読み書きができないという理由で騙されたり、安い賃金で雇われたりすることが多く、貧困から抜け出せない人が多いのが実状です。
また女性の場合は、人身売買に遭うケースもあります。
そのため、文字の読み書きができないとどんな危険があるのか、自分の身を守るためにも教育の必要性を伝える支援も行われています。
(出典:世界開発報告(WDR)「教育と学び-可能性を実現するために」,2018)
(➀~④引用元:https://gooddo.jp/magazine/education/3358/)
以上が世界的な取り組みであり、日本が国として支援することができる内容です
では、私たち国民にできることはなんでしょうか?
…それは、募金(寄付)です!!!
…え?…募金(寄付)?
と思った方も多いかもしれないですが、残念ながら、この問題に関して私たちが取れる行動は少ないといわざるを得ません😥
ですから、皆さん、教育に関してはリーダーとなっている日本の国民として、1円でも構いません。見かけたら募金をしていただきたいと思います!
この問題に関しては、それが一番の解決策です!
世界には、教育が受けられないがゆえに、教育の質が低いがゆえに、自分の可能性にすら気づけない人がたくさんいるのです。
これはSDGsのすべての目標に関してあてはまりますが、世界中で協力して、互いに能力を補完しあわないとこれらの目標は達成されないし、世界から苦しむ人が消えることはありません。
まずは、自分にできる小さな一歩を私たちが踏み出しませんか?
✨もっと詳しいことを知りたい方々へ
以下のページはもっと詳しくまとめてくれています!
もっと知りたいという方はぜひ見てみてください!!
ではまた!!
~SDGsについて学ぼう~目標3「すべての人に健康と福祉を」
こんにちは,ワセカープです!! 今回はSDGsコーナー第三弾です😆
今日は三つ目の目標である「すべての人に健康と福祉を」についてまとめて
みようと思います!
まず,SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」とは
SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」では,あらゆる年齢の全ての人の健康的な生活を確保し,福祉を推進することを課題としています.
あらゆる年齢のすべての人の健康な生活と福祉を確保し、あらゆる年齢の幸福を増進することは、持続可能な社会を構築するために必要不可欠です。
・現状
世界の健康と福祉は,近年著しく進歩していますが,世界銀行と世界保健機関(WHO)によると、2017年の段階で世界人口の半数が基礎的保健サービスを受けられずにいると報告しています。依然として医療へのアクセスの不平等は残されたままです.
その中でもミレニアム開発目標(MDGs)の策定以来、多くの分野で歴史的な成果が得られました。1990年以来、予防可能な病気による子どもの死者は50%以上減少しています。妊産婦の死者も全世界で45%減少しました。HIV/エイズの新規感染者数も2000年から2013年にかけて30%減少したほか、620万人以上がマラリアから救われています。
しかし,5歳の誕生日を迎えられずに命を落とす子どもは依然として600万人を超えています。毎日,予防可能な病気で1万6000人の子どもが命を失っています。妊娠と出産によって死亡する女性の数は1日数百人を数え、依然としてHIVが猛威を振るうサハラ以南アフリカでは、エイズが思春期の若者世代で最大の死因となっています。
(出典:目標3:すべての人に健康と福祉を | 国連開発計画(UNDP))
(出典:SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」の実現のために私たちができることは?)
・取り組み
日本の企業における取り組みは、外務省のJAPAN SDGs Action Platformにも多くのリンクが掲載され、目標3.「すべての人に健康と福祉を」についての事例は、こちらに企業名や組織、団体名のあいうえお順に掲載されています。
住宅メーカーでは、赤ちゃんが舐めても大丈夫なことを基準とした自然素材を活用した住まいをつくる取り組みや、屋内での寒暖差によるヒートショックを防ぐ技術で目標への取り組みをしています。
また、複数の企業や組織が、ピンクリボン運動の啓蒙活動や支援活動、有害物質の排出削減など環境保全による健康へのアプローチを行っています。
また自治体おいても
SDGsへの自治体での取り組みもあり、政府の公募の結果29の自治体がSDGsの達成にむけた優れた取り組みを提案した「SDGs未来都市」として選定されています。
特に先導的な10事業を「自治体SDGsモデル事業」に選定し補助金による政府支援も行われています.
(出典:2019年度SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業の選定につい - 地方創生推進事務局)
・まとめ
健康と福祉の確保は,あらゆる年齢の人々に幸福をもたらすことです.
誰もが日々安心して暮らしながら、活力に満ちた人生を生きる――。心身の健康が満たされてこそ、世界の課題解決に向けた行動も生まれると感じます.
まずは手洗い・うがいから😄😄 健康には気を付けて!
コロナにかからないように頑張りましょう!!
~SDGsについて学ぼう~目標2「飢餓をゼロに」
今回は二つ目の目標である「飢餓をゼロに」について考えてみようと思います!
・現状
飢餓問題に対しては、ミレニアム開発目標(MDGs)での取り組みのおかげもあり、かつて飢饉や飢餓に苦しんでいた多くの開発途上国は社会的最弱者層の最低限の栄養ニーズを満たせるようになっています。
中央アジア、東アジア、ラテンアメリカ・カリブの各地域は、極度の飢餓撲滅に向けて取り組みが成されています。
しかし残念ながら、極度の貧困と栄養不良は依然として、多くの国々の発展を妨げる大きな障害となっています。
2014年の時点で、主として環境破壊や干ばつ、生物多様性の損失の直接的結果として、7億9500万人が慢性的な栄養不良に陥っていると見られています。
世界の10人に1人には十分な食事が行き渡っていないということです。
また、発育不良の5歳未満児が1億4900万人、消耗性疾患を抱えた子供が4900万人、肥満症の子供が4000万人います。
(出典:目標2: 飢餓をゼロに|国連開発計画(UNDP))https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sdg/post-2015-development-agenda/goal-2.html
(出典:持続可能な開発目標(SDGs)報告2019|国際連合広報センター)
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_report/
・目標
飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進することを目標に、以下のような具体的なターゲットを掲げています。
1. 2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。
2. 5歳未満の子供の発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。
3. 2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる。
4. 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。
5. 2020年までに、国、地域及び国際レベルで適正に管理及び多様化された種子・植物バンクなども通じて、種子、栽培植物、飼育・家畜化された動物及びこれらの近縁野生種の遺伝的多様性を維持し、国際的合意に基づき、遺伝資源及びこれに関連する伝統的な知識へのアクセス及びその利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分を促進する。
6. 開発途上国、特に後発開発途上国における農業生産能力向上のために、国際協力の強化などを通じて、農村インフラ、農業研究・普及サービス、技術開発及び植物・家畜のジーン・バンクへの投資の拡大を図る。
7. ドーハ開発ラウンドのマンデートに従い、全ての農産物輸出補助金及び同等の効果を持つ全ての輸出措置の同時撤廃などを通じて、世界の市場における貿易制限や歪みを是正及び防止する。
8. 食料価格の極端な変動に歯止めをかけるため、食料市場及びデリバティブ市場の適正な機能を確保するための措置を講じ、食料備蓄などの市場情報への適時のアクセスを容易にする。
(出典:SDGs(持続可能な開発目標)17の目標&169ターゲット個別解説)
https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/17goals/
・取り組み
日本においては様々な有名企業がこの目標に向かって取り組んでいます。
ここではそのうちの一つ、「Eat Well, Live well」の合言葉でおなじみの味の素株式会社の事例を紹介します。
味の素グループは、創業100周年にあたる2009年に、事業を通 じて解決を目指すべき「21世紀の人類社会の課題」として「地球持続性」「食資源」「健康な こころとからだ」の3つの社会課題に取り組むことを発表しました。
社内外でのステークホルダーとの対話などを大切にしながら「食」に関わるビジネスならではの貢献を数多く展開しています。
(出典:社会課題を解決し、社会と価値を共創する
ASV(Ajinomoto Group Shared Value))
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/csr/pdf/2017/csr_03-10.pdf
・まとめ
目標2の「飢餓をゼロに」は目標1「貧困をなくそう」や目標3「すべての人に健康と福祉を」とも関わりが深く、一つ改善されれば、そこから善の連鎖が始まります。
毎日のように高級ホテルや飲食店で食べ物が捨てられる中、その量の一部すら手に入らず栄養失調で命が失われていくことは本当に悲しいことです…。
世界が空路やインターネットを通してつながっている今、私にもできることがあるはず!
小さなアクションからあなたの温かさを世界に伝えてください!
ではまた!👍
~SDGsについて学ぼう~目標1「貧困をなくそう」
こんにちは、ワセカープです😊
今日は、SDGsの目標1「貧困をなくそう」についてまとめたいと思います。
・現状
世界における貧困状況は改善してきており、全世界で極度の貧困の中で暮らす人の数は、1990年の19億人から、2015年の8億3600万人へと半分以下に減少しました。
しかし、この数はまだまだ少ないとは言えず、全世界の人口の約10人に1人が未だ極度の貧困の中で暮らしていることになります。
極度の貧困状態とは、1日1.25未満で暮らす人々のことを指します。
南アジアやサハラ以南アフリカを中心に、現在でも十分な食料やきれいな飲み水、衛生施設を利用できない人々が多くいます。
(出典:目標1: 貧困をなくそう | 国連開発計画(UNDP))
・目標
SDGsが掲げる大きな目標の一つが、極度の貧困の中で暮らす人々、つまり、1日1.25ドル未満で暮らす人々をなくすことです。
日本には、極度の貧困の中で暮らす人はそれほど多くないかもしれません。
しかし、日本政府の定める貧困層に該当する人はたくさんいます。
ちなみに、日本では、相対的貧困率の算出方法によって相対的貧困率が割り出されています。
2015年時点では、可処分所得(収入などから税金や社会保障費などを引いた金額)が122万円未満の世帯が相対的貧困層となり、日本では約16%の人が相対的貧困層に当たるといわれています。
SDGsのターゲットの中にも
「各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。」
とあるように、一国の中における貧富の差を縮めることも大変重要です。
貧困の問題を遠い世界のこととしてとらえるのではなく、自分の身近にある問題として向き合うことが大切ですね。
ちなみに、日本の場合は、ひとり親家庭における相対的貧困率が圧倒的に高くなっています。
(下図参照、出典:図表2-1-18 世帯構造別 相対的貧困率の推移|平成29年版厚生労働白書 -社会保障と経済成長-|厚生労働省)
・取り組み
今回は、日本での取り組みを紹介したいと思います。
奈良県の特定非営利活動法人のおてらおやつクラブでは、お寺にお供えされた食べ物を、経済的に困難な状況にある家庭の子どもにおすそわけするという活動をしているそうです。
2014年に活動を開始し、今までで約1000寺院が参加、9000人以上の子どもがおやつを受け取ることができるほど、その活動は広がっています。
(出典:SDGs|目標1 貧困をなくそう|○○人に1人が貧困)
・まとめ
貧困は、生活の基本となる食糧の確保や衛生管理、教育を受ける機会や労働の問題などに直結します。
1日に1.25ドル未満で暮らしている人がこんなにたくさんいることを知って、自分たちが今置かれている環境が恵まれたものであることを改めて感じました😌
自分たちにできることから始めていきたいですね。
離婚について考える⑤
2.離婚の原因は何?(Part3)
こんにちは。ワセカープです😊
過去2回にわたり、離婚の原因は利己的個人主義であること、またその理由について書かせていただきました。
今回は、利己的個人主義が離婚の原因になる3つめの理由について書こうと思います。
③利己的個人主義は、親としての責任を放棄することを正当化するから
利己的個人主義が離婚の原因となる第三の理由は、利己的個人主義は、家族や社会のことを考えずに自分だけの利益を追求することにつながるため、親としての責任を放棄することを正当化するからです。
もともと、両親には子どもを快適な環境で育て、教育し、保護する責任があると思います。
しかし、利己的個人主義は個人の権利だけを至上のものとすることで、親としての責任や義務を放棄することを正当化してしまう場合があると考えられます。
以前の記事にも書きましたが、9割以上の日本人学生は、「離婚して幸せになれるのなら離婚してもよいと思う」と考えています。
その一方で、離婚が子どもに与える影響に関しては、約9割の人が、
「離婚すると子どもにストレスがかかる」
「子どもには両親がそろっていることが必要である」
と考えています。
(出典:https://www.syaanken.or.jp/wp-content/uploads/2012/05/sh1434p21-25.pdf)
夫婦仲が上手くいかなくなったとき、自分だけの感情を優先するのか、それとも子どもや家族のことを考えるのか、で離婚に対する決断も変わってきそうですね。
そして、利己的個人主義は、「子どもにとっては両親がそろっていることが最善かもしれないけれど、自分が離婚したければしてよいのだ」という考え方を正当化してしまうのではないかと考えられます。
離婚するもしないも個人の自由というわけです。
しかし、本来自由とは、したいことをなんでもできるという意味ではなく、そこには責任や義務が伴うことをしっかり知らなければなりません。
日本国憲法にも、国民に保障される自由と共に果たすべき責任について記述されています。
例えば、第十二条には、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」と記されています。
また、第十三条には、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」とも書かれています。
(出典:日本国憲法)
ちなみに、「公共の福祉」は、「社会一般に共通する幸福や利益」という意味合いで使われています。
(出典:公共の福祉(こうきょうのふくし)とは - コトバンク)
つまり、誰しも個人としての自由や権利は保障されますが、それと同時に、より大きな社会の幸福や利益に貢献する責任があるということです。
家庭は社会の最小単位ともいわれるように、 親は、まず家庭において家族全員が幸福になるように責任を果たすことが大切だと考えられます。
また、結婚に関しては、憲法第二十四条に「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」と書かれています。 (出典:日本国憲法)
へぇ~こんなこと書いてあったんですね(@ ̄□ ̄@;)!!
夫婦がお互いに協力し合い、夫婦関係を維持する責任があるということですね。
まとめ・感想
一人の人間としての個人の権利を優先するのか、家族や社会など全体のことを優先するのか、難しい選択ですね。
「個人の自由・権利」と「全体の幸福・利益」のバランスって本当に難しいと考えさせられます。
それに人間は誰しも利己的な一面をもっているので、「家族や社会のための幸福」とか「親としての責任」と言われると多少の反発心はあるのではないかと思います。
しかし、以前の記事で「利他的精神は自分自身の幸福として返ってくる」と書いたように、個人の思考や行動も相手を喜ばせることを前提とすれば、個人の自由と公共の福祉が対立しあう存在ではなくなり、もっと調和していくのではないかと感じました。
利己的個人主義だと、自由を求めれば求めるほど政府や学校などの組織からの規制がどんどん強くなるように感じてしまいますが、「周りの人を喜ばせたい、社会に貢献したい」という利他的精神が養われれば養われるほど、実は、どんどん自由になり、家庭や社会における責任も自然と果たされていくのかもしれませんねヽ(^o^)丿
離婚について考える④
2.離婚の原因は何?(Part2)
前回のブログ「離婚について考える③」では、離婚の根本原因は利己的個人主義であること、また利己的個人主義が離婚の原因になる理由の一つとして「利己的個人主義だと利他的精神が欠如するから」という内容をまとめました。
今日は、利己的個人主義が離婚の原因になる2つめの理由についてまとめたいと思います(3つめの理由は次回の記事でまとめます😅)
②利己的個人主義はアノミー状態を生み出すから
利己的個人主義が離婚の原因となる第二の理由は、利己的個人主義はアノミー状態を生み出すからです。
???(。´・ω・)?
アノミーってなんじゃ?ってなりますよね(笑)。
私も、この論文を書くためにいろいろ調べていて初めて知った言葉なので、知らない方もご安心ください😉
アノミーとは、もともとは「神法の無視」「無規則性」を意味するギリシア語の anomiaが語源ですが,フランスの社会学者 É.デュルケムが,近代に移行する過程で,それまで人間の行為を規制してきた伝統的価値や,社会的規準の喪失に従って社会の秩序が崩壊したことを論じるのに使った言葉だそうです。
簡潔にいうとアノミーとは「行為を規制する共通の価値や道徳的規準を失った混沌状態」のことです。
(出典:アノミーとは - コトバンク)
なるほど...わかったようなわからないような(^^;)
もう少し具体的にしてみましょう。
アノミーとは共通の価値観や道徳的規範が失われた状態ですから、基本的に自分のしたいことはなんでもできます。
「やりたいことなんでもできるなんて最高じゃん(∩´∀`)∩」とみなさん思ったかもしれません。
しかし、実際には、明確な規準やその規準に人々を従わせる社会的組織がない場合、人は自分がしたいことを見出すことが難しくなり、拠り所のない感覚や不安に襲われるようになってしまうそうです。
(出典:ジョナサン・ハイト著、 藤澤隆史 ・藤澤玲子訳 「しあわせ仮説: 古代の知恵と現代科学の知恵」 https://www.amazon.co.jp/しあわせ仮説-ジョナサン・ハイト/dp/4788512327)
確かに、「好きなことなんでもしていいよ」と言われると逆に困ることって割とありますよね。。。
まして、人生において何の指針もないのって自由を通り越して若干恐怖(^^;)
実際に、アノミーな社会では、人生に迷ってしまったり、目的を見出せない人が多くなるため、自殺者が増加する一方で、人々の幸福度は下がってしまうのです。
アメリカの社会心理学者ジョナサン・ハイト氏は、アメリカの現代社会にみられる価値観の多様化を懸念しています。
彼は、多様性には人口統計的なもの(人種や民族、宗教、社会的階級など)と道徳的なものの2つがあると主張しています。
人口統計的な多様性とは、以前には排除されていた人種や宗教、社会階級のグループを包括することであり、正義を求めることであるのに対し、道徳的な多様性とは、道徳的な規範や価値観の合意が欠けている状態、すなわち、ここではアノミーを指します。
ジョナサン・ハイト氏は、人口統計的な多様性には賛同する一方で、道徳的多様性に対しては警鐘を鳴らしています。
(出典:ジョナサン・ハイト著、 藤澤隆史 ・藤澤玲子訳 「しあわせ仮説: 古代の知恵と現代科学の知恵」https://www.amazon.co.jp/しあわせ仮説-ジョナサン・ハイト/dp/4788512327)
アノミーな社会では、人々は道徳的規準に縛られることはなく、自分の好きなことをなんでもできるため、離婚や不倫、家庭内暴力なども、多様性や個人の価値観としてとらえられ、必ずしも悪いことではないということになります。
そして、周りの家族や社会に害を与えたとしても自分の考えや利益を貫こうとする利己的個人主義は、社会共通の価値観や道徳的規準の崩壊につながり、アノミーな社会を生み出す要因になると考えられます。
さて、ここまでアノミーについて説明してきましたが、ここで、具体的にアノミーと離婚との関係をわかりやすく示しているデータを紹介したいと思います。
それが、婚前交渉(結婚前に性関係を結ぶこと)と離婚率の関係です。
アメリカの研究機関Institute for Family Studies (IFS)によると、離婚と婚前交渉には強い相関関係あるといいます。
IFSが結婚経験のある女性を対象に調査を行ったところ、結婚するまで性関係を持たなかった女性の離婚率が最も低いという結果が現れました。
例えば、下のグラフの2000年代の結果(黄色い折れ線グラフ)を見てみると、性関係を持たずに結婚した女性の5年後の離婚率はたった6%なのに対し、1人と性関係を持った女性の離婚率は20%に跳ね上がっています。2人と婚前交渉をした場合の離婚率はさらに高く、30%にもなります。
グラフ「婚前交渉を行った相手の数(横軸)と結婚5年後における離婚率(縦軸)」
結婚前に1人と性関係を持った場合、その相手の男性は将来の旦那さんである可能性が高いと考えられますが、それでも結婚前に性関係を持つか持たないかでこんなにも離婚率に違いが現れるのは驚きですね。
ちなみに、アメリカでは、結婚するまで純潔を守る女性の割合は年々減っており、1970年代には21%の女性が婚前交渉の経験がなかったのに対し、2010年代には、この割合は5%にまで下がってしまっています😢
では、結婚するまで純潔を守る女性には、どのような特徴があるのでしょうか?
その特徴の一つとして挙げられるのが、結婚するまで性関係を持たない女性は毎週教会の礼拝に参加している割合が高いということです。(グラフ参照)
グラフ「婚前交渉を行った相手の数(横軸)と毎週教会の礼拝に参加する女性の割合(縦軸)」
(出典:Counterintuitive Trends in the Link Between Premarital Sex and Marital Stability | Institute for Family Studies )
キリスト教やイスラム教の価値観では、結婚前に性関係を結んではいけないことになっています。
毎週礼拝に行っているということは、それだけ教会の教えを大事にしていることの表れであり、そのような価値観を持っている女性は、結果として結婚まで純潔を守る割合が高くなるということです。
アノミーな社会では、結婚するまでは性関係を結んではいけないなどという制限はありませんので、キリスト教やイスラム教などの厳格な規準に対して窮屈に感じたり不自由に感じるかもしれません。
今の日本社会も、性に対する価値観は多様化してきているといえると思います。
しかし、実際には、婚前交渉はいけないという明確な価値観・道徳的規準を持っている方が、結婚後には安定した家庭を築ける可能性が高くなるのです。
このように、利己的個人主義は、「結婚前に性関係を結ぶべきではない」という伝統的価値観や道徳的規準を喪失させてアノミーな状態を作り出し、離婚の増加をもたらすといえます。
まとめ・感想
今回は、利己的個人主義が離婚の原因になる第二の理由として、利己的個人主義とアノミーについて語らせていただきました。
少し難しい部分もあったと思いますが、一言で言うと、共通の価値観や道徳的な規範がない社会は、自分の好きなことはなんでもできるけれど、それは社会や家庭、そして最後には自分自身の崩壊をもたらすいうことです。
現代の日本社会は、物質的には豊かになった一方で、高い自殺率や伝統的価値観の喪失など、アノミーな状態が見受けられると感じます。離婚したければしてもよい、という価値観も、アノミーの表れだといえると思います。
私たちのサークル「ワセカープ」では、普遍的価値観として統一原理を学び、明確な人生の指針や目標をもって日々活動しています。また、将来幸せな家庭を築くために純潔を守ることも大事にしています。
興味がある方は、ぜひHPやブログ、SNSもご覧ください😊
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それでは👋
離婚について考える③
2.離婚の原因は何?
前回の記事「離婚について考える②」では、離婚が子どもに与える影響についてまとめました。
思った以上に、親の離婚が子どもの将来の人間関係や人格形成に影響することが印象的だったのではないかと思います。
さて、今回は、親の視点から、好きな人と結婚したはずなのになぜ離婚してしまうのか、その原因を探ってみたいと思います。
もちろん離婚の原因は各家庭によって異なりますし、様々な原因があるので一概にパターン化することはできませんが、私が研究を進める中で、離婚の根本的な原因としてほとんどのカップルに見られる特徴だと感じたのは、
「これじゃただの悪口じゃん(-_-;)」と感じられた方もいれば、逆に「個人主義っていい意味じゃないの?」と思われた方もいるかもしれません...
もう少し詳しく見てみます。
そもそも、「個人主義」という言葉には二つの意味があります。
① 〔individualism〕 個々の人格を至上のものとして個人の良心と自由による思想・行為を重視し、そこに義務と責任の発現を考える立場。
② その人の属している組織全体・社会全体のことを顧慮せずに、個人の考えや利益を貫く自分勝手な態度。
(出典:大辞林第三版 個人主義(こじんしゅぎ)とは - コトバンク)
①の個人主義は、個人の人格を至上のものとしていますが、その思想・行為は良心に基づくものであり、義務や責任が伴います。
つまり、人としてのモラルを守り、社会の調和を保った上での個人の自由であるといえます。
一方で、②の定義は「個人の考えや利益を貫く自分勝手な態度」ともあるように、周りに害を与えたとしても自分のやりたいことを貫き通したい、という身勝手な行動や思考さえも認めることになります。
実は2つ目の個人主義の定義は「利己主義」の意味とほとんど同等です。
ちなみに、利己主義の定義を見てみると
「 自分の利益を最優先にし、他人や社会全般の利害など考えようとしない態度。身勝手な考え方。エゴイズム。自己主義」とあります。(出典:大辞林第三版 利己主義(リコシュギ)とは - コトバンク)
現代社会では個人の権利や多様性が尊重がされ、それは非常に重要なことではありますが、あくまでも①の意味においてです。
なんでもかんでも好きなことをやっていい、いわゆる②の意味として個人の権利や自由を捉えるべきではありません。
私は、②のような利己的個人主義(ここでは①の個人主義と区別するために、②のような個人主義を「利己的個人主義」と呼びたいと思います。)が離婚の根本原因だと考えます。
では、利己的個人主義がなぜ離婚の原因となるのか、その理由を3点に絞って分析してみたいと思います。(1つ目の理由だけで結構な分量になってしまったので、2つめと3つめの理由については次回の記事でまとめます。)
①利己的個人主義だと利他的精神が欠如するから
まず、利己的個人主義は利他的精神の欠如をもたらします(利己主義の対義語が利他主義なのだからある意味当たり前ですね😂)。
ちなみに利他主義とは
「自分を犠牲にしても他人の利益を図る態度・考え方。愛他主義。」
という意味です(*´▽`*)(出典:大辞林第三版 利他主義(りたしゅぎ)とは - コトバンク)
利他的精神があって初めて相手に対する尊敬や共感、許し、信頼もわいてくるものです。
逆に利他的精神の欠如は相手に対する無関心や夫婦間の対立の増加に直結します。
もしかしたら、みなさん利他主義と聞いて、「自分を犠牲にして他人のために何かするなんて自分にとって不利益だし自分が不幸になっちゃうじゃん(ー_ー)!!そんなのムリムリ(ヾノ・∀・`)」と思ってないですか?
しかし!その考え方、実は間違ってます!
えぇっ( ゚Д゚)
誰かのためにお金を使う方が自分のために使うよりも幸福度を高めるという研究まであるんです!
自分のお金や時間を誰かのために使うのは普通の感覚で考えたら損しているみたいですが、その方が喜びが大きいのはなんだかおもしろいですね(∩´∀`)∩
でも確かに、大好きな人に何かをプレゼントしたり、逆に何かをもらったりするのは自分で買う以上の喜びがありますよね。
まだ疑いが晴れない人はぜひ実践してみてください(^^)/
まとめると、利他主義というのは、相手のために何かしてあげることで自分自身にも喜びが生じるという素晴らしいサイクルを生み出してくれるようです✨
さて、本題に戻りましょう(^^;
アメリカと日本の統計を見てみると、ほとんどの離婚は相手を思いやる利他的精神の欠如が原因となっていると言えます。
たとえば、日本では2015年には約6万5千件の離婚調停が行われ、その際に申立て人は、離婚したい動機を3つまで上げることができるのですが、申し立ての動機の第一位は男女ともに「性格が合わない」です。
ちなみに、申し立ての動機を1位から3位まで男女別にまとめてみると
男性は
1位:性格が合わない(10,900票)
2位:精神的に虐待する(3,322票)
3位:家族親族と折り合いが悪い(2,656票)
女性は
1位:性格が合わない(19,380票)
2位:生活費を渡さない(13,551票)
3位:精神的に虐待する(12,282票)
となっています。(出典:https://www.courts.go.jp/app/files/toukei/713/008713.pdf)
性格が合わないことが離婚の理由になるのってある意味すごいですねΣ(・ω・ノ)ノ!
というか、よく考えてみると自分と性格が全く同じ人なんて存在しないのだから、ある意味合わなくて当たり前なのでは...(-ω-)/。
まして男と女なんてどう頑張っても絶対性格違いますから(笑)
では、なぜ、性格の違いが離婚に結び付くカップルと、性格が違っていてもうまくいくカップルに分かれるのでしょうか?
その核心が、まさに利他的精神にあるのではないかと思います。相手の気持ちに寄り添うこと、相手の性格を理解しようとすること、相手を喜ばせたい、愛したいと思うこと...
利他的精神とは、何かお金や時間を相手のために割くということに限らず、相手の立場に立って考えることや自分以上に相手の気持ちを優先して行動してみることも立派な利他的精神だと思います。
そしてそれは一見自分が損をしたり、我慢しなければいけないようにも感じられますが、先ほども紹介したように、相手のために何かすることは結局自分自身の幸福として返ってくるのです。
ちなみに、ここでのポイントは、夫婦のどちらか一人だけが利他的になるのではなく、お互いが相手のことを考え、相手のために行動することが大切ですね😊
反対に、利己的個人主義の人は、「なんで自分のことをわかってくれないんだ」「間違っているのは相手で、自分が正しいのだ」となって、相手との性格の違いが対立につながり、最悪の場合離婚に至ってしまうのではないかと思います。
ちなみに、離婚したい動機の2位、3位の理由として挙げられている「精神的に虐待する」や「生活費を渡さない」なども、まさに相手の気持ちを考えない利己心から生じたものであるといえると思います。
まとめ・感想
離婚の原因は利己的個人主義であること、また利己的個人主義は利他的精神の欠如をもたらすという内容を語らせていただきました(あくまでも個人の見解です。もちろん他にも原因は色々あると思います。)
個人的には、利他主義は自分を犠牲にしているようで、実は相手の喜びを通して自分にもより大きな喜びが返ってくるというのが印象的でした。
相手も喜び、自分も喜ぶ人間関係を築いていくのは、夫婦に関わらず、どんな人との関係でも大切なことですね😊
ちなみに私たちのサークル「ワセカープ」では、そんな利他的な精神を備えた人になることを目指して日々学び、活動しています(いきなり宣伝😂)
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