早稲田大学CARP(ワセカープ)によるアカデミック講座

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~SDGsについて学ぼう~目標2「飢餓をゼロに」


ワセカープSDGsコーナー第二弾です^^

 

今回は二つ目の目標である「飢餓をゼロに」について考えてみようと思います!

 

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・現状


飢餓問題に対しては、ミレニアム開発目標MDGs)での取り組みのおかげもあり、かつて飢饉や飢餓に苦しんでいた多くの開発途上国は社会的最弱者層の最低限の栄養ニーズを満たせるようになっています。

 

中央アジア、東アジア、ラテンアメリカ・カリブの各地域は、極度の飢餓撲滅に向けて取り組みが成されています。

 

しかし残念ながら、極度の貧困と栄養不良は依然として、多くの国々の発展を妨げる大きな障害となっています。

 

2014年の時点で、主として環境破壊や干ばつ、生物多様性の損失の直接的結果として、7億9500万人が慢性的な栄養不良に陥っていると見られています。

 

世界の10人に1人には十分な食事が行き渡っていないということです。

 

また、発育不良の5歳未満児が1億4900万人、消耗性疾患を抱えた子供が4900万人、肥満症の子供が4000万人います。

 

(出典:目標2: 飢餓をゼロに|国連開発計画(UNDP))https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/sdg/post-2015-development-agenda/goal-2.html

(出典:持続可能な開発目標(SDGs)報告2019|国際連合広報センター)
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_report/

 

・目標


飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進することを目標に、以下のような具体的なターゲットを掲げています。

1. 2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。


2. 5歳未満の子供の発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。


3. 2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる。


4. 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。


5. 2020年までに、国、地域及び国際レベルで適正に管理及び多様化された種子・植物バンクなども通じて、種子、栽培植物、飼育・家畜化された動物及びこれらの近縁野生種の遺伝的多様性を維持し、国際的合意に基づき、遺伝資源及びこれに関連する伝統的な知識へのアクセス及びその利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分を促進する。


6. 開発途上国、特に後発開発途上国における農業生産能力向上のために、国際協力の強化などを通じて、農村インフラ、農業研究・普及サービス、技術開発及び植物・家畜のジーン・バンクへの投資の拡大を図る。


7. ドーハ開発ラウンドのマンデートに従い、全ての農産物輸出補助金及び同等の効果を持つ全ての輸出措置の同時撤廃などを通じて、世界の市場における貿易制限や歪みを是正及び防止する。


8. 食料価格の極端な変動に歯止めをかけるため、食料市場及びデリバティブ市場の適正な機能を確保するための措置を講じ、食料備蓄などの市場情報への適時のアクセスを容易にする。

 

(出典:SDGs(持続可能な開発目標)17の目標&169ターゲット個別解説)
https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/17goals/

 

 

・取り組み


日本においては様々な有名企業がこの目標に向かって取り組んでいます。


ここではそのうちの一つ、「Eat Well, Live well」の合言葉でおなじみの味の素株式会社の事例を紹介します。

 

 味の素グループは、創業100周年にあたる2009年に、事業を通 じて解決を目指すべき「21世紀の人類社会の課題」として「地球持続性」「食資源」「健康な こころとからだ」の3つの社会課題に取り組むことを発表しました。


社内外でのステークホルダーとの対話などを大切にしながら「食」に関わるビジネスならではの貢献を数多く展開しています。

 

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(出典:社会課題を解決し、社会と価値を共創する
ASV(Ajinomoto Group Shared Value))
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/csr/pdf/2017/csr_03-10.pdf

 

・まとめ

 

目標2の「飢餓をゼロに」は目標1「貧困をなくそう」や目標3「すべての人に健康と福祉を」とも関わりが深く、一つ改善されれば、そこから善の連鎖が始まります。


毎日のように高級ホテルや飲食店で食べ物が捨てられる中、その量の一部すら手に入らず栄養失調で命が失われていくことは本当に悲しいことです…。


世界が空路やインターネットを通してつながっている今、私にもできることがあるはず!


小さなアクションからあなたの温かさを世界に伝えてください!

 

ではまた!👍